2014年8月25日(月) |
ソバの種蒔き in がんばらまいか佐久間ファーム |
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今年もNPO「がんばらまいか佐久間ファーム」でソバ作り作業がスタートしました。
ソバ作りは①種をまく ②満開の花を観賞する③刈り取り
④乾燥⑤脱穀⑥試食会、、その間草取りも大切な作業です。
今年は5回目(5年目)、作業にも少し慣れました。しかし、収穫までの自然との共生は、毎年さまざま出来事に遭遇しますこれからが楽しみです。生育を見守ります。
山里で チョイと働き ひるよばれ
幸運に 雨にも降られず 耕耘機
参加者から一句
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2014年8月15日(金) |
敗戦 |
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敗戦を知った日のことは鮮明に覚えています。
疎開先の祖父母の家に近所の人が集まっていたこと。その庭に赤ホウセンカの花が、太陽にさらされて項垂れていたこと。男がわめき声をあげて走り回っていたこと。正午のサイレンに戦後の歳月と鎮魂の思いが繰り返されます。
敗戦の日と同じ赤
鳳仙花
赤々とホウセンカ咲く
敗戦忌 |
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2014年8月13日(水) |
巌立峡 |
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御嶽山から約17km下流・岐阜県小坂町にあります。
約5万4千年前に御岳山の噴火によって流れ出した溶岩の末端部分で、左の濁河川と右の椹谷によって浸食されて崩れ落ちた溶岩の露頭です。この溶岩流全体は、摩利支天山第六溶岩流と呼ばれています。岩石は両輝石安山岩です。
溶岩の露頭も滝も
大地かな |
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2014年8月2日(土) |
遠州灘海岸の戦争遺跡 |
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国道150号線の浜野から遠州灘砂丘に通じる小道で、コンクリート造の廃墟やトンネルを見ることが出来ます。さらに御前崎方面に進み、浜岡原発が見える海岸近くにも、これらは、1938年、日本陸軍が海岸線を接収して建設した大砲と砲弾の性能試験場の跡です。
今年も8月になりました。原発施設と戦争遺跡を合わせ眺めて、、「この国の行く先を決めるのはあなたたち」と青い空はいいました。
戦跡と原発がある
浜辺かな |
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2014年7月26日(土) |
名水 |
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連日の猛暑は、心身に堪えます。その時期に、少しでも涼しさと爽やかさを五感で味わおうと、「天竜川の恵み」を冷やして名水点の稽古をした。木地の釣瓶にしめ縄を張れば、客は名水の持成しを知り、是非にと名水を所望する。盛夏ならではの持て成しといえる。
名水や幣清らかに
順服す
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2014年7月13日(日) |
梅雨キノコ |
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キノコといえば「秋」を連想しますが、梅雨時のキノコも俳句の季語として、よく詠まれるる題材です。
先日、天竜区の瀬尻国有林内で、傘をさしているキノコをたくさん見つけました。梅雨を含んで濡れ、妖精がダンスをしているようでした。。
迷いなど無いはずなのに
梅雨キノコ |
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2014年7月6日(日) |
七夕 |
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学生茶道部が、七夕祀りの節句を祝って茶席を設え、日頃の稽古の成果を確かめ合っていました。「願いや思い」を書いた大きな短冊を吊るした青竹を風炉先に見立て、清々しい時を楽しんだようです。
七夕の竹を撓める
願いかな
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2014年7月2日(水) |
峯のタブの木 |
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佐久間町の峯集落には、推定樹齢400年、枝張り30メートルを超えるタブノキがあります。集落の真ん中にあって、どっしりと根を張り、住人を見守っているようです。数年前までは、舞われていたと聞く「花の舞」も舞い手が無くなり、集落を見下ろす八坂神社はひっそりしていましたが、タブノキは揚々と枝を茂らせています。
過疎という
言葉はいらぬ
木霊かな |
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