日々是好日    5月、6月                      2014年3月、4月のページへ


 

2014年6月29日(日)
夏越の大祓い
 「夏越の祓」は6月の最後の日に、半年のケガレを落とし、この後の半年の健康と厄除けを願う神事です。由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)にまで遡るそうで。今年も白山神社の「茅の輪」をくぐり、水無月を食べ、節目としました。

  水無月の小豆涼しく
     厄祓い
2014年6月21日(土)
ヒヨドリの巣
我が狭庭のサンシュユの低木にヒヨドリが巣を懸けています。出入り口近くの手が届きそうな場所です。親鳥が巣に出入りしていますが、雛の声はまだ聞こえません。カラスが巣を狙っています。無事に雛が孵るといいのですが、

   
サンシュユに懸けし巣守り
      鵯啼かず

       
2014年6月18日(水)
半夏生
 引佐町の水路から移植した、庭の半夏生が年々その株を増やしています。夏至(2014年6月21日)を迎える頃になると化粧した葉が際立ちます。七十二候の一つ「半夏生」は夏至から数えて11日目。
今年も半分が過ぎようとしています。これからの猛暑を乗り越える準備をする季節です。
   
 半夏生 
    ここを住処と雨に濡れ
2014年6月15日(日)
なべくら渓
 奈良県山添村の神野山にある「なべくら渓」に不思議な岩石を見に行きました。巨岩が累々と重なり合って谷を埋め、流れるかに見える景観に驚嘆!!!。解説によれば、
「成因は前地質時代に山の表面が風化して、次第に細かく土壌化する際に、とくに堅い部分(角閃斑糲岩)が風化にたえて岩石のまま残り、当時の谷底に自然に移動して集まったもので、その後地形の変化に伴って現在のような浅い谷となり岩石が昔の谷にそのまま長い列をなして堆積したものと考えられます。
地質学的解説の他に巨石信仰、天狗伝説等、その不思議を見た人が語る言い伝えも「頷ける」パワースポットです。

  あら不思議
      
     地上に降りた 天の川  
2014年6月10日(火)
江戸風鈴

  風の道さがして吊るす
     江戸風鈴


 江戸風鈴を買い求めました。風を音に変え、涼しさを耳元に運んでくる風鈴。なんといっても江戸風鈴の音色が一番です。ギザギザの鳴り口に、ガラス管が触れ、柔らかで微妙な音を静かに醸し出します。描かれた金魚も揺れ、涼一味の風情です。
2014年6月4日(水)
ジャガイモの花
「がんばらまいか佐久間のファーム」で、3月に植えたジャガイモが花を咲かせています淡いピンク、紫といろんな色が混じっています。品種によるのか個体変異なのか、不思議です。
収穫の時期も近いようです。

 慈愛なる花言葉あり
     ジャガタラは


   
2014年6月1日(日)
熊野古道修験の道
熊野本宮大社から7日間、険しい大峯奥駆道を走破して、吉野・金峯山寺黒門を潜る行者さんに出会いました。満願を達成した笑顔が素敵です。

 黒門を法衣の行者
     走り抜け
2014年5月19日(月)
秋葉街道・塩の道
            
 水窪川右岸の佐久間町横吹・間庄・瀬戸から明光寺峠へ抜ける林道は秋葉街道・塩の道として、多くの旅人が行き交った信仰と交易の道の歴史を今に残しています。国道(152)から見上げていた集落を訪ねました。

 一筋の古道貫く
    山の里
2014年5月12日(月)
浦川・秋葉古道の峠
 青葉が輝く秋葉古道の尾平峠に立って佐久間町浦川の町並みと清流・相川を見下ろしました。この峠には、江戸の歌舞伎役者・尾上栄三郎塚の他にも立派な五輪塔や野仏が置かれています。秋葉詣での人たちが、足を留めてホットした息遣いが感じられる峠です。

 
 野仏に青葉を翳す
       峠かな


   
2014年5月3日(土)
八十八夜
八十八夜を迎えた茶畑では、輝く新芽の摘み取りで大忙しです。初夏の日差しを浴びて、「獅子ヶ鼻トレッキングコース」の散歩に出かけました。


  
早緑の整列するや
           こころばえ
            

           
  




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