2013年10月23日(水) |
今年のつる籠 |
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「浜松花と緑の祭り2013」に出かけました。毎年の楽しみは天竜森林管理署の「つるかご編み」体験です。私は、秋草が似合う花入れ、大きなかごは仲間が作りました。
早速、庭のシャクチリソバとホトトギスを入れ掛けてみました。材料の「つる」集めが年々難しくなっているそうです。森林の姿が変化しているのでしょうか。しかし、ここでは森林管理署の皆さんが、苦労して採取した「つる」が十分用意れ、体験料500円で自由に使うことが出来ます。有り難いチャンスです。
つるかご編みの楽しさに魅かれ、秋になると「つる」が目につきますが、 実際に山で「つる」を採集してみるとその大変さを思い知らされます。作品をイメージし、手ごろな「つる」を探し、大きさに見合った分量を集める。足場の悪い山の中での力仕事は重労働です。今年も楽(らく)して一つ完成することが出来ました。感謝!
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2013年10月13日(日) |
相馬焼 |
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統計開始以来の季節外れの猛暑日。記録を更新したした各地の表情を、夕刻のニュース画面が写していました。
まだ簾は外せないももの、窓を開けると爽やかな風が通り抜け、初めて冷房なしで稽古が出来ました。
10月になり、今日は風炉を点前座の中心に据える「中置」点前です。「五行棚」に土風炉を置き、炭(火)を入れ、釜を懸け「木・火・土・金・水」の五行思想・自然哲学を具現する点前です。
東日本大震災と原発事故で強制退去させられた「相馬焼」吉峰窯・志賀忠吉さんの大きなすり鉢に火を入れることにしました。300年以上続いた「大堀相馬焼」の伝統の灯が消えないよう。祈りをこめて。
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2013年10月10日(木) |
シモバシラの花 |
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白露を過ぎても、一向におさまらない今年の暑さです。
清風万里秋
床に懸けましたが、差し込む光の影が強くてどうもしっくりしません。それでも、台風で傷んだ庭の草々は花の時期を忘れないで咲きました。シモバシラ、雪寄草ともいわれ、、氷点下の冬、地表の枯れた茎に「氷の結晶」が、こんな風に付くことからこの名がつきました。 |
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2013年10月3日(木) |
花窟神社・御綱懸け神事参詣、「七里浜」へ御綱を引きました |
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世界遺産「花窟神社」は日本書紀にも記される日本最古の神社といわれ、日本の神々の母・イザナミノミコトの御陵です。45m余の高い花窟から掛けられたお綱に縄で編んだ三本の幡が吊るされます。三本は…イザナミノミコトの子どものアマテラス、ツクヨミ、スサノオから、イザナミノミコトへのお供えだと言われいてます。 |
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2013年9月24日(火) |
佐久間のソバ畑 |
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9月7日、例年より2週間遅れで種をまいたソバを見に行きました。丈は短いものの、先端に花の気配が見えいていました。台風18号による冠水で、痛められたようですが、下旬には一面に花が咲くことを期待します。
浦川歌舞伎とソバの花が、佐久間の秋にふさわしい風物詩です。 |
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2013年9月19日(木) |
青崩峠(中央構造線の峠) |
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台風一過、爽やかな風が吹き抜ける県境の青崩峠に出かけました。11月に予定する「中央構造線スタディツアー」の下調べです。峠への入口から、ゆっくり登り、信州側に少し下って、断層面を眺めました。足に違和感を感じ、もしや「山ビル」と確かめたたらヤッパリ一匹、吸いついていました。山ビルにとって、雨後の今日は、絶好の活動日和でした。 |
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2013年9月15日(日) |
ムーンライトコンサート |
 
アルパ 月からのプレゼント「お餅」 |
月も雲間のなきは嫌にて候
雲間の月を見上げ、天竜川の水面を渡る風に吹かれ、アルパの豊かで力強い響き、ケーナ、サンポーニャの軽妙な音色が融合する「月のムーンライトコンサート」を今年も楽しむことが出来ました。今回限りで、幕を降ろすというごあいさつがありました。長い間ありがとうございました。また再会の日が来ることを念じています。 |
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2013年9月6日(金) |
彼岸花 |
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明日は「白露」。30℃を超えるのが当たり前のようになってしまったこの夏も朝夕の風と虫の声が秋の訪れを告げています。
庭の彼岸花も咲き始めました。何の前触れもなく、地面から花茎が突き出て艶やかに咲く彼岸花のさり気なく、あっけらかんとした存在感が気に入って、今年もまた、彼岸花が咲くのを楽しみに待つていた。
曼珠沙華さいてここが私の寝るところ 種田山頭火
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2013年9月2日(月) |
キレンゲショウマ |
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西大台ヶ原のブナ林の林床、ササの中で咲いていました。
東アジア特産の非常に珍しい植物で、日本では中央構造線の外帯に分布が見られ、日本列島が形成された歴史にかかわるのではないかというロマンを秘めて咲く花です。初めて出会った「天涯の花」は、ちょうど満開。幸運な山行きになりました。花言葉は「幸せを得る」。 |
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