2013年6月30日(日) |
夏越の大祓い |
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今年、夏越の大祓いは、世界文化遺産に登録された「富士山・信仰と文化の源泉」を祝う思いも込めて、お茶一服を楽しみました。
一行「独座大雄峰」は、前聚光院ご住職で、大徳寺第529世住持の小野澤寛海老師の御筆です。伊東の別院に上った折に、お願い申しあげたものです。水無月は、例年通りの自家製です。津軽ビードロの水と青葉色が清く、半年間にたまった穢れや罪を流した気持ちになりました。数日前には、茅の輪をくぐり、「茅の輪の御守り」もいただいて、門先に懸けました。やってくる厳しい夏を乗り越えて、残りの半年も健康に過ごしたいと願う一日です。 |
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2013年6月23日(日) |
南アルプスジオパーク・遠山川の埋没林を訪ねました。 |
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左は、遠山川の河原で観察できる露出した埋没林の一部です。714(和銅7)年の大地震で、遠山川沿いの山が崩れ、周辺の木々が土砂に埋没したものです。
右は、平成15年8月、遠山川から引き上げられた埋もれ木です。 飯田市南信濃 梨本停車場の庭に展示されています。 |
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2013年6月20日(木) |
半夏生 |
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明日は「夏至」。夏至の第三候・・半夏生が近づくと、庭の「ハンゲショウ」がその姿を引き立たせます。花穂が出てくると、花より上にある葉が数枚白くなり始めます。虫を誘うために進化したのでしょう。
昔は、半夏生までに田植えをすませることになっていたそうですが、近年、田植えの時期が早くなり、郊外の田圃では、イネが既に青々と成長しています。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多いといわれます。台風情報が気がかりです。 |
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2013年6月19日(水) |
クロイトトンボ |
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春野町の新宮池にジュンサイの花を見に行きました。えんじ色をした小さな花が水面からニョキニョキ花茎を突き出して、今を盛りと咲いていました。周囲の草むらでは、羽化の時期を迎えたクロイトトンボが、まだ頼りない飛翔を繰り広げています。水面をスイスイ飛ぶ頃にまた会いに行きましょう。 |
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2013年6月6日(木) |
新緑の安曇野と常念岳 |
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安曇野を訪ねた会員から、緑あふれる山麓の田園と安曇野のシンボル・常念岳の写真が届きました。
写真を眺めているだけで、清々しい気持になります。
ここ安曇野は常念岳、蝶ヶ岳への登山口です。この夏の登山の事前調査に出かけたとのことでした。梅雨の晴れ間の青い空と残雪、山麓の青葉。本当に素晴らし山里の原風景です。
嘗て、この稜線をトレッキングした時の情景を蘇らせてくれました。ありがとう。 |
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2013年6月3日(月) |
ウツボグサと名前を知らないトウダイグサの仲間? |
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庭にウツボグサが咲きました。今朝、伸びた草を抜いていて気付きました。植えたことをすっかり忘れていましたので、ちょっと複雑な思いで写しました。たった一株ですが、来年は何株になるか、忘れずに見守ります。
こちらは、先日、鹿塩川沿いを散策中に見つけた植物です。一見してトウダイグサの仲間かと思いましたが、細い葉が密集しているものには初めて出会いました。家に帰って調べましたが、その名はまだ分かりません。宿題です。(会員が「マツバトウダイ」と教えてくれました。) |
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2013年6月2日(日) |
中央構造線博物館 |
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大鹿村中央構造線博物館開館20周年特別企画講演会「鹿塩温泉の水と塩はどこから来たのか」-山奥で湧き出る塩泉の謎にせまる- を聴きに出かけました。早朝6時に浜松を出、R152で地蔵峠を越え「中央構造線・安康露頭」を見学し、中央構造線博物館に10時到着、見学の後、明治時代に黒部銑次郎らが岩塩を探した坑道跡などを訪ねました。午後の講演会では、入口に用意された「塩泉水」を味わいました。海水より塩辛く、口がピリピリしました。関東、関西方面からの参加者もあり、100人ほどが、産総研・深部流体研究グループ長の風早康平さんのかなり専門的な内容ながら、鹿塩の塩水成分からその成因に迫る研究結果の数々を聴くことが出来ました。しかし、私の理解力では、謎に迫るまでには至りませんでした。 |
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2013年5月26日(日) |
中央構造線露頭・国指定天然記念物 月出の露頭と新発見の露頭(まだ名が付いていない) |
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左側の月出の露頭は黒色系の三波川変成岩類(外帯)と灰茶系の領家花崗岩類(内帯)の全く成因の異なる断層岩が、直接接してい地質境界(中央構造線)の基本的な姿が見られる大露頭として、2002年に国の天然記念物に指定されました右側の写真は2012年に、同じ飯高町の林道沿いで新たに見つかった露頭です。東西方向の大規模な断面は学術的に貴重であり、今後の調査が待たれます。 |
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2013年5月20日(月) |
後醍醐天皇皇孫・尹良親王墓所 |
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東国各地を転戦中、浪合村で賊徒に襲われ自害したたと伝えられている。親王の墓所(宮内庁管理)を浪合に訪ねました。付近には倍塚3基もあり、村人によって手厚く祀られています。親王の存在については、信憑性が極めて乏しいため、歴史学的には、疑問視する意見が多いようです |
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2013年5月14日(火) |
天竜川は石の見本市 |
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二俣の天竜図書館2階に天竜川で採集した石の見本市が常設されています。その他にも、地史年表や天竜川誕生の説明などが、解りやすく、丁寧な解説付で展示されていて、地球誕生の歴史とロマンの世界に誘われた心地がします。この展示は、二俣在住の桜井先生が作成されたものです。丁度、先生が図書館においでになり、展示資料の説明や質問にお答え下さったりして、思いがけない学習が出来ました。川原に出かけてじっくり石を観察したいと思います。 |
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2013年5月3日(金) |
竜頭山から御岳山遠望 |
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「若葉寒」の季語そのままの日和に誘われて、竜頭山に出かけました
山頂近くの展望台から、南に紀伊半島、伊豆半島。北に、南アルプスの雪山。西には、雪を頂く御岳山、乗鞍岳の絶景パノラマを楽しむことが出来ました。ムシカリノ白い花、ヤマザクラは少し色づき、オオイタヤメイゲツ、ブナなども若葉をのぞかせ始めていました。シロヤシオはまだまのようです。麓の茶畑は新茶のシーズンで「夏も近づく八十八夜」です。山を下って、瀬尻の段々茶園にお邪魔し、新茶を分けてもらいました。ここのお茶は、浅蒸しの煎茶です。深蒸し茶では味わえない香りと爽やかさが魅力です。 |
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