2012年10月19日(金) |
ツキヨタケ |
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天竜区春野町と川根本町の境に位置する「千石平風致探勝林」入口「山犬の段」から「蕎麦粒山」頂上に向かって歩きました。
モミ、ツガやブナなど、冷温帯性植物の大木がが観察できます、ブナの倒木にシイタケに似た美味しそうなキノコが並んで生えていました。持ち帰って調べたところ「日本での毒キノコ中毒例の半数以上が、このキノコといわれる」ほどの恐ろしいキノコでした。 |
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2012年10月16日(火) |
アオツヅラフジの蔓で籠を編む |
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山の秋が楽しくなってきました。
林道に咲く秋の草花を愛でつつ、採取の時期がきた蔓を少し採ってきました。
今日は、アオツヅラフジで小さな懸け花入れと籠を編みました。
右端は、昨年編んだものです。アオツヅラフジの色が古色を帯びて、秋草が似合う風情になりました。楽しめます。
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2012年10月4日(木) |
森林復活治山工事・南赤石林道の山崩れは至るところで発生し、急斜面での作業は命懸けです。 |
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2012年9月24日(月) |
そばの花と浦川歌舞伎 |
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佐久間町浦川にある「がんばらまいか佐久間」のそば畑で、8月末に蒔いたそばの花が満開です。今年は生育状態も良く、沢山の収穫が期待できそうです。
今日は、そばの花を堪能した後に、もうひとつの目的、恒例の「浦川歌舞伎」の観劇会場に出かけました。
白浪五人男を演ずる、素顔の浦川小学校6年生に出会い、愉快な会話の交わしました。保存会の皆様の熱演は、年々熟成されているように感じました。 |
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2012年9月17日(月) |
国内最大級の銅鐸破片 |
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国内最大級の銅鐸(どうたく)の破片が、JR天竜川駅のすぐ北側の「松東(まつひがし)遺跡」で、8月の発掘調査で見つかった。
浜松市文化財課が現地説明会を開くというので出かけました。子供から大人まで沢山の見学者は貴重な出土品が、発掘状態のままで展示されている現場を、驚きの眼差しで見つめました。文化財課の説明では、銅鐸は約1900年前の弥生時代後期のものとみられるということでした。破片は折れ曲がった跡があることから意図的に壊されたとみられ、「弥生時代に銅鐸を廃棄する実態がうかがえ
る貴重な発見例」であると同時に「銅鐸の大型破片を集落内に埋める行為は全国的に例が少ない」貴重な例であるという説明も聞きました。
会場に置かれたレプリカ銅鐸の音が時折響き、1900年前にタイムスリップしたひと時でした。 |
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2012年9月14日(金) |
白雲 |
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庵中閑打坐
白雲起峰頂
雲の峰幾つ崩れて月の山
白露が過ぎ、朝夕の涼風が夏バテ気味の心身に安堵感を運んでくれます。
空では、恐ろしい勢いで立ち登っていた積乱雲が積雲へ、雲の風情も変化しています。夏から秋への「行きあいの空」なんと妙なるかな。
庭の虫たちも、本番に備えて準備を始めました。。
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2012年9月11日(火) |
ヒガンバナ |
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曼珠沙華 あっけらかんと 道の端 夏目漱石
8月終り、今年も庭の彼岸花が咲きだしました。緑濃い種を付けた株もあります。 日本のヒガンバナは「三倍体」で結実しないというのですが、、、。中国には普通に結実する「二倍体」ヒガンバナが生育しているそうです。この「二倍体」ヒガンバナは「三倍体」のヒガンバナに比べて花期が1ヶ月ほど早いようです。庭の彼岸花は、もしかして、中国大陸から持ち込まれた個体なのかもしれません。この普通よりちょっと小さめのヒガンバナが付けた大きな緑の実、今年はその生育状態を、観察することにします。 もし、種ができていたら、育ててみます。
「また会う日を楽しみに」 ヒガンバナの花言葉
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2012年9月8日(土) |
茱萸袋 |
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明日は重陽です。
陽数の九が二つ重なるので重陽・重陽の節句です。
この日『茱萸を身に付けて高い山に登り、菊酒を飲めば難を免れる』と言う中国の故事があります。
日本には、7世紀の末頃に伝えられたといいます。はた、茱萸(しゅゆ、和名:カワハジカミ)袋を重陽の日から端午の節句まで室内に厄除けとして飾る風習もあります。
重陽の節供は、菊の節供とも言われて、日本独特の風習としては、重陽の節供の前日から菊の花に綿を巻き(被綿:着綿とも)、菊の香りと菊の花に着く露をその綿に移して、翌9日の朝、この菊の露入りの綿で身を清めるというものがあります。夜露に濡れた着せ綿で顔を拭くと綺麗になり寿命が伸びると言われていますが 、、。
旧暦の重陽は、今年は10月23日です。残暑が厳しい新暦9月9日は、まだその季節感が伴いません。 |
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2012年9月5日(水) |
近代産業遺産 |
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「静岡県のすごい産業遺産」をめぐるスタディツアーの事前調査で、春野中学校の敷地内に建つ「旧王子製紙製品倉庫」とその周辺に残る工場施設の跡確認に出かけました。
県指定文化財・赤レンガに瓦屋根の建物は、現在、春野中学校が管理しています。内部の見学は、開校日と学校の都合によるとのことです。(春野文化センターに聞くところ)周辺の工場施設はほとんど無くなっています。校内で、草刈をしていた人に案内を願って、気田工場発電所へのコンクリート水路(直径1m余り)や水を堰止めた水路タンクの跡を見学しました。
1923年、原木を取り尽くして閉鎖された「木材パルプ発祥の地」には記念碑と赤レンガの建物が、夏草の中に建っていました。 |
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