2012年6月30日(土) |
作龍上天作蛇入草 |
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龍(りゅう)と作(な)って天(てん)に上(のぼ)り
蛇(じゃ)と作(な)って草(くさ)に入(い)る
臨済宗方廣寺派大本山管長 大井際断老大師様のご染筆です。
禅語のことばで、禅林句集(足立大雄 編 岩波文庫)に掲げられていました。
「龍」になったり「蛇」になったり。「宇宙」に思いを馳せたり、「地球」を踏みしめたり、、、そのような「自在」な生き方をする。
禅問答は無理ですが、拘りなど持たずに「心のおもうままに、則を越えず」でいいんだと教えていただいたのではないかと都合よく理解し、ありがたく拝見しています。
「龍」になったり「蛇」になったり、禅の教えは「何」?。 |
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2012年6月25日(月) |
木の香りにふれる |
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「森のアウトレット」会場は、木の香りに包まれていました。
これまで、森林の中に無残に放置されていた間伐材や端材を利用した「木質ペレット」を家庭用のストーブ、冷暖房用や温室のボイラーの燃料への利用がすすめられています。「育てて、伐って、使って、植える」森林の循環を守る試みの一つです。ヒノキの団扇も素敵です。 |
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2012年6月18日(月) |
水無月 |
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六月の雨には六月の花が咲く。
ハンゲショウ、ウツボグサ、カキノハグサ、コアジサイ、ホタルブクロ、シライトソウ、、、勢いを増す草むらに6月の花が咲きそろいます。
今年の夏至は6月21日、夏もいよいよ本番に入ります。台風も近づいています。
例年通り、「水無月」を作りました。「夏越の大祓」までに何度か作って、
知人たちに食べていただこうと思います。庭の「梶」の葉も大きくなってきました。七夕ももうすぐです。
この夏の無事を願うささやかな想いがかないますように。 |
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2012年6月15日(金) |
ハンゲショウ |
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庭のハンゲショウに花が咲き、花穂の上の葉が、白くなってきました。昨年植えた、たった一株ですが、梅雨を告げる風情は十分です。
七十二候の一つ「半夏生」は、梅雨入りから約3週間後(現在では天球上の黄径100度の点を太陽が通過する日となっている。)この頃に降る雨は大雨になるとか、天から毒気が降りてくるといわれ、井戸に蓋をしたとか、山菜を食べてはいけない、作物の種を蒔いてはいけないなど、禁忌があるようです。冷蔵庫や冷房などのない時代の衛生管理に警鐘を鳴らす役目を担う季節の節目だといえます。
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2012年6月12日(火) |
スギの山中に埋もれる段々畑 |
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天竜区佐久間町西渡の大輪橋を過ぎたR152号沿いに、龍頭山平和登山口があります。しばらく登ると綺麗な石積がスギ林の斜面にそっ築かれていました。作業小屋も残されています。その先には、今は廃屋のみが残る平和集落跡があります。近くの登山道わきには、1965年に閉山した
久根鉱山の火薬庫跡もあります。
今回、登山口から1時間ほど登って見つけたものは、ここで暮した人達のの生活の跡(ご飯茶わん、湯飲み、お皿、電気ポット、化粧品のびん、漂白剤のボトルなどなど)もありました。人々の暮らしが無くなって、植林されたと思われる、暗いスギの人工林の中にのみ込まれた、近代遺産の一コマです。 |
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2012年6月11日(月) |
風物詩・龍山町の初夏(寺尾の大ぶか凧・秋葉ダム湖の風を受けて・ふるさと村のモリアオガエル) |
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2012年5月30日(水) |
旧見附学校(国指定史跡) |
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明治8年落成、開校した旧見附学校を見学した。校舎の入口が左右に分かれてあるのは、右が男子、左が女子、階段もそれぞれ別に付けられている。木造5階の洋風建築を支える基礎の丸石垣は、遠州横須賀城のものだという。明治の宮大工の斬新・精緻な技術の結集を見た |
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2012年5月9日(水) |
青山緑水(龍山町瀬尻国有林) |
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