2012年2月15日(水) |
平和の礎 |
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沖縄の人々は海のかなたに神々の住む島があると信じ、その楽土を「ニライカナイ」と呼んでいます。
「平和の礎」は“沖縄戦終焉の地”となった摩文仁の丘の、かつて多くの人が身を投じた海に向かって並んでいます。
沖縄の歴史と風土の中で培われた「ニライカナイ」を信じて、世界の恒久平和を願い、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦でなくなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎」です。
刻銘された、その氏名の数は実に約24万人、国籍や軍人、非軍人を問わず、アメリカ軍の軍人約1万4千人も含まれていると聞きました。刻まれた墓碑銘から「今を生きる」ことを問われているように感じました。 |
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2012年2月1日(水) |
東海道本線・湖西拱梁 |
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東海道本線開業時・1888年(明治21年)の施設が、湖西市に残っています。
静岡県 文化・観光部が作成した「静岡県のすごい産業遺産」Vの案内に従って、見学に出かけました。
解説によれば、拱梁とは、土手を築いて線路を敷く際に、その下に従来の道路や川を通すためのアーチ型の橋梁です。そのうちに一つ、梶田避溢拱梁は三連になっています。避溢拱梁とは、洪水が起きた時に、水を逃がすために土手に造られた水路のことで、その一つには、現在も川が流れています。レンガをアーチ形に積み上げた美しい姿の橋梁の上を、東海道線の列車が走りぬけていきます。本当に『すごい』現役の産業施設です。 |
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2012年1月17日(火) |
小豆粥 |
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1月7日の七草粥、1月15日に小豆粥を食べるとお正月も一段落です。
最近、正月に小豆粥を食べる習慣は一般的ではないよううですが、その風習は残っています。小豆粥は望粥ともいわれ、望は満月の日の15日です。
紀貫之の「土佐日記」に正月「15日。今日、小豆粥煮ず」と書かれているそうですから、当時もその習慣があったのでしょうか。
赤い小豆が、おめでたい「赤飯」などににも使われる由来は、神話の世界まで遡るようです。今年も無病息災でと祈ります。
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2012年1月10日(火) |
龍山町「ふるさと村」のタツノオトシゴ |
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今年は龍山町の年「龍山に来るといいこといっぱい”!」という、オーナーのお誘いに乗って、新年の「龍山ふるさと村」を訪ねました
ふるさと村コーヒーを戴いて、喫茶室でタツノオトシゴを見つけました。龍山の「タツノオトシゴ」は「蔦」で編んでありました。
年末、ふるさと村で「つる」編体験をした時には想像も出来なかった作品です。
オーナーのご息女で、山の幸をふんだんに使ったお料理の腕も造形・創作のセンスも豊かな人の手によれば「蔦」も「龍」に変身です。 |
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2012年1月1日(日) |
2012年元旦 |
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四海浪平龍眠穏
2012年がスタートしました。
国連は2012年を「すべての人のための持続可能エネルギーの国際年」
「国際協同組合年」をそれぞれ制定しています
2011年11月、世界の人口が70億を超え、今世紀末には100億に達すると予測されている。これだけの人口を支える、エネルギーの問題、国際的協同の問題は、人類の今後を考えれば、避けられない重要な課題です。
世界遺産の会は、この問題を学び、考え、行動する活動を計画する年にしようと考えています。
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