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2020年6月27日(土)
キンカラマツ
  庭の隅でシキンカラマツが咲きました。
何年も前に長野の山から頂いて、植えましたが葉だけで、中々花が咲かずに、絶えもせず、増えもせずでした。
今年は細い花茎が、ぐんと伸びて待望の花が咲きました。
 例え様のない 優しい花です。

    
    
ひっそりと シキンカラマツ
              梅雨半ば       
   
2020年6月19日(金)
水無月
 旧暦6月1日「氷室の節句」の日に、氷室から、氷を切り出して暑気払いをする宮中の行事に因んだお菓子です。 三角形に切った白いういろうは、氷をかたどったものとも、四角を半分にしたことで1年の半分を示しているとも言われており、また小豆の赤い色にも厄除けの意味があるとされています。
 今年は コロナウイルスに負けないようにと願いを込めて作りました。

        
水無月の三角二つ
            合わせけり


      
2020年6月11日(木)
龍山ふるさと村の今
 梅雨入りの翌日降りしきる雨の中を「龍山ふるさと村」を訪ねました。入り口に「お休み」の木札が立てられていますが、辺りの自然は変わりません。
 ブルーべりが色づき、キイチゴが赤い実をつけていました。オーナーの声が聞こえる様でした。

  
 五月雨や ふるさと村は
            
          深緑
2020年6月3日(水)
衣更え
 今年は、5月の終わりに、座敷境の襖を簾に替え、障子を簀戸に入れ替えをしました。
昨年、この仕事が後何年出来るだろうと思いましたが
今年も何とか衣更えに間に合いました。
風が吹き抜けていく風情に初夏の爽やかさを感じます。


   
簀戸建ててこの夏もまた

          無事なれと
2020年6月3日(水)
ササユリ
 浜北の森林公園で、ササユリが見頃を迎えています。
このように五つも蕾を付けた、見事なものもあります。
 ササユリの学名は
Lilium japonicumです
本州中部から九州に自生する、日本固有種です。
野生種では種から花を咲かせるまでに七年もかかります。栽培はとても難しいので決して採取しないでください。


  
ササユリの季節巡りて

            去年想う
2020年5月26日(火)
エンシュウムヨウラン(絶滅危惧Ⅱ類)
 コロナ閉鎖が続いていた浜北の森林公園が解放され、久しぶりに散策を楽しみました。
 一か月余りの間に、緑が一段と濃くなって、散策コースは初夏の風情に変わっていました。 林床に射しこむ木漏れ日の下で、『エンシュウムヨウラン』が咲いているのを見つけました。
 「
気難しいランで、気象条件が良くて運にも恵まれないと、このように咲いた花にはお目にかかれない。」 といわれています。


     コロナ禍を払い落とした

             ムヨウラン

      
2020年5月24日(日)
採密の季節
 自然のサイクルの中で、花の多い4月~5月はハチミツの収穫の時期です。
 新城市名号の養蜂家を訪ねました。
採蜜の作業が大忙しの中をミツバチたちも盛んに飛び回ってせっせち蜜を運んでいます。

 搾ったばかりの「エゴ」の花の蜜を試食しました。


      蜜搾る 分離機の音
              五月晴れ

            
                      


   
2020年5月22日(金)
ヤマボウシ
 庭のヤマボウシが満開を迎えました。
枝の上に咲くので、少し離れて横から、上から
でないと見えません。
 秋にはサッカーボールの様な、マンゴー味のする赤い実が実ります。


  「この夕(ゆうべ)   柘(つみ)のさ枝の   流れ来(こ)ば   梁(やな)は打たづて           取らずかもあらむ」
  
 柘(つみ)= 山法師  万葉集 作者不詳

 
2020年5月9日(土)
足神神社
 水窪町と長野県境の青崩れ峠の手前、秋葉街道脇に「足神神社」があります。この道は徳川軍を攻める武田信玄が通った道です。
 名水の湧くこの道は、古くから遠州と信州をつなぎ、多くの旅人が往来しました。神社は鎌倉幕府執権の北条時頼の足痛を治した守屋辰次郎を祀っています足形の絵馬が沢山、奉納されていました。
 少し離れた所に、磐田の見附天神所縁の霊犬「悉平太郎」の墓もありました。


     足神と霊犬祀る 峠道           

2020年5月3日(日)
ハナイカダ
 浜北にある静岡県立の森林公園では四季折々の植物を楽しむことができます。
 今年は「ハナイカダ」が沢山の花を着けました。雌雄異株の植物です
葉の中央に雄花が咲いていました。

  木漏れ日や
     筏流しのハナイカダ


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