2019年10月27日(日) |
炉を開く |
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キンモクセイがやっと咲きました。例年、九月になると咲き出す初嵐も10月半ばを過ぎました。大雨、洪水が次々と襲い、自然が激変しているのだと思います。
秋を感じないまま、炉の季節を迎える準備です。畳を上げて炉を開きました。名残の季節、床の花はイソギクとフユノハナワラビです。
手すさびとなりて
今年も炉を開く
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2019年9月30日(月) |
ソバの花
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NPO「がんばらまいか佐久間」のソバ畑では、ソバの花が満開です。天候に翻弄されて、やっと種まきを終えてから一か月後の畑です。今後の台風を案じながら、収穫の時期を待つ期間は、毎年のことながら天気と睨めっこの秋です。
浦川の歌舞伎に添えたし
ソバの花
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2019年9月21日(土) |
富幕山の一等三角点 |
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富幕山は、浜松市北区と愛知県新城市とにまたがる弓張山系の標高563.24 mの山です。浜名湖県立自然公園、奥浜名自然休養林の指定を受けています。
山頂の芝生広場からは浜名湖の姿、輝く遠州灘が眺められます。
ミカワマツムシソウ、オミナエシ、ヤマジノホトトギス、マツカゼソウ、ワレモコウ
等々、秋の草花が咲いていました。
山頂に埋標されている「一等三角点」は静岡県に19ヶ所ある、一等点の中でも一等本点です。
北緯34度50分58.54秒、東経137度35分14,05秒の基準標石です。解説板には明治23年12月23日に埋標されたことは書かれていました。
大日本帝国憲法が施行され一か月後です。
秋草を分け登り来て
三角点
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2019年9月8日(日) |
ヒガンバナ |
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今年も、庭の草陰で彼岸花が咲きました。
9月になっても日中は猛暑ですが、日脚は日ごとに短くなって、季節は確実に移っています。
このヒガンバナは実をつける品種(二倍体)で、早咲きです。
二十年以上前に、新宿駅の近くの花屋で買って以来、季節を忘れづに咲いています。
ニョキニョキと彼岸花咲く
庭の隅
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2019年9月7日(土) |
竜飛崎の渡海水準点と三角点 |
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竜飛崎の先端に立つと、目の前に海上自衛隊のレーダー基地が、津軽海峡と北海道の姿を遮るように建っています。
足元では、エゾカワラナデシコ、ツリガネニンジン、チコリー、オオバノコギリソウ、、が海峡の風に揺れていました。
ここに来て初めて出会った「渡海水準点」「渡海三角点」は、地球の曲率を計算に入れた、青函トンネル工事の驚くべき精度の測量技術の証でした。穏やかな津軽海峡を感慨一入でじっと見つめました。
竜飛崎 海底の道
夏日射す |
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