2011年6月28日(火) |
奈良団扇 |
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28日午前11時に鹿児島地方気象台が、
「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
九州南部の梅雨明けは、平年より16日、去年より22日早く、気象台が統計を取り始めた昭和26年以降、2番目に早くなっているそうです。
今日、全国で30度以上を記録したのは449地点、35度以上の猛暑日を記録したのは31地点。 とにかく熱い!
いよいよ団扇の季節です。団扇といえば様々ですが、「奈良団扇」が一番です。この団扇、もう何年も使っています。骨がしなやかで、軽くて、来る風がやさしく、心地よいのです。
天平模様をモチーフにした透かし模様の涼やかさが、いっそう涼を呼びます。
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2011年6月27日(月) |
水無月 |
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早かった入梅、猛暑、節電、、今年の夏を無事乗り越えようと、願いを込めて白山神社の「茅の輪」をくぐって参りました。
白山神社は、 中区高林の百段坂を上ったところにあります。
主神はスサノオノミコトですが、イザナギ・イザナミも祭っています。
「茅の輪」は、スサノオノミコトの神話の故事に倣ったものです。
例年通り「水無月」を作り、「茅の輪守り」を玄関に掛けて、一足早く「夏越の大払い」。
これで、この夏も大丈夫! |
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2011年6月22日(水) |
ハンゲショウ(半夏生) |
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今日は夏至。梅雨の晴れ間に誘われて、季節の花「ハンゲショウ」を探しに出かけました。
二十四節季をさらに3つに分けた七十二候、夏至の第3候につけられた呼び名の半夏生(はんげしょう)の頃に咲く花です。
細江町の銅鐸公園の湿地で,やっと出会えました。自然の自生地が無くなりました。 |
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2011年6月17日(金) |
横地城址のササユリ |
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御前崎自然公園にある横地城跡に、ササユリの群落があると聞いて、、
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2011年6月16日(木) |
森林公園のササユリ |
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梅雨の季節、花といえば「アジサイ」といいますが、ササユリもこの季節に咲く貴重な花です。
『古事記』によれば、古代の三輪山の麓、狭井川のほとりに 大物主大神の御子神、媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)がお住まいでした。狭井川のほとりは、ササユリが咲き匂う所で、 五十鈴姫命をお祀(まつ)りする率川神社は、6月17日の三枝祭で、姫神様にお喜びいただくために酒壺や酒樽を三輪山のササユリで飾り、巫女がササユリを手に神楽を舞います。大神神社ではササユリをご神花として大切しています。
日本の固有種・ササユリは、数十年前まで、遠州地方でもごく当たり前に群生していましたが、急激に減少してしましました。 原因は自生地の破壊でしょうか、盗掘でしょうか。梅雨の晴れ間に出かけた、 森林公園の松林の下草の中に、ひっそり咲く花を見つけました。 |
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2011年6月13日(月) |
龍山・瀬尻のぶか凧 |
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6月12日(日)、先週の本番の余韻を楽しむような、保存会の皆様による凧揚げの会場にお邪魔しました。
ダム湖から吹き上げる、この時期だけの南風が少し弱く、大きな凧はあげるのが難しいそうでした。
それでも、 会長さんの操る、見事な糸捌きに大凧も、弱い風を物ともせずに乗せられて、天竜美林の大空に舞い上がりました。
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2011年6月10日(金) |
イースター島みやげ |
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世界中を旅している会員から、イースター島みやげに沢山のモアイの写真を頂いた。
地図を見れば、太平洋上、周囲には島らしい島がない。絶海の孤島である。35時間かけて行った、彼のエネルギーに脱帽するばかりだ。
人々を孤島へと駆り立てるのは、モアイの立つ島の神秘とロマンでしょうか。しかし、いかにも遠い。
巨大な像の最大の謎は、建造目的だったが、近年の調査でモアイの台座から人骨が多数発見されたことで、「モアイは墓碑であった」という説が有力になりつつあると聞く。
島南部のアフ・トンガリキにある、この15体のモアイ像の復元・修復を行ったのは、日本の建設用クレーなを製造する会社で、使用後のクレーンなどをイースター島に寄贈しました。現存しているモアイには運搬時や立てた時に付けられたと見られる傷は殆どないという。どうやって運ばれたのだろうか。 |
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2011年5月30日(月) |
日本一長いつり橋 |
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大和八木から、日本一長い路線バスに乗って、日本一大きい村の十津川(熊野川)に架けられた、全長297m高さ57mの日本一長い歩道吊り橋を渡らせて頂きました。
「1954年(昭和29年)に、谷瀬集落の人々は1戸当たり20〜30万円という、大金をだしあい当時としては思い切った800万円もの大つり橋を村の協力を得て完成させたんじゃのら。当時の教員の初任給が7800円で米10キロが765円の時代じゃよ。
今のように物が豊かでなかった時代じゃが、
私財を投じた先人はお互いを助け合いとても心は豊かじゃった。今ではみなに無料で渡ってもろうとるこのつり橋、先人の「まごごろ」がどれほどであったかみなの衆忘れんでおくれよ。」
十津川村観光協会ホームページより。
一度に20人以上は渡れませんが、揺れないつり橋でした。 |
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2011年5月11日(水) |
ホソバシャクナゲ自生地・愛知県民の森 |
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ホソバシャクナゲは日本固有の種で、分布範囲は極めて狭く、愛知県北設楽旧津具村(現設楽町)を北限とし、静岡県の天竜川流域の一部にのみ自生する、世界でここにしかない貴重な種類です。別名をエンシュウシャクナゲといいますが、天竜川水系(エンシュウ)の自生地は愛知県のそれに比べるとかなり厳しい状況です。自生しているものは環境省レッドデータリストによると絶滅危惧U類です。両県ともに天然記念物に指定しています。
連休の終わりに、愛知県民の森の自生地を訪ねました。岩尾根に咲く大株のホソバシャクナゲが満開に近く、自生群落の姿を堪能することができました。「地球上のここにしかない貴重な植物なのにどうして、国指定の天然記念物にならないのかな、、」そんな疑問が沸いてきました。 |
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2011年5月7日(土) |
ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャの木) |
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ヒトツバタゴは雌雄異株ですが、雌花のみをつける株は存在せず、雄花をつける株と、両性花をつける株がある・雄株・両性花異株の
いずれかです。対馬市上対馬町鰐浦地区には、約3000本の本種が自生して、開花時には枝全体が雪に覆われたように見えるそうです。国内では東海地方の木曽川流域と長崎県対馬の限られた地域にしか自生していません。国の天然記念物に指定され、絶滅危惧種U類になっています。
今日、そのヒトツバタゴを見に「みどりーな」(浜松市緑化木センター)行きました。2本の木が満開になっていましたが、雄株か両性花異種のいずれかは、まだ分かりません。秋に、直径1cm程度の楕円形の果実が黒く熟すのを確認したいと思います。 |
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2011年5月3日(火) |
大札山のアカヤシオ |
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黄砂が静岡県内でもことし初めて観測され、辺り全体が霞がかかったような一日でした。川根の林道赤石線の駐車場から登って行くと、尾根筋近くからアカヤシオが咲き始めていました。南尾根、北尾根にもピンクがたくさん見え、満開近くなっています。シロヤシオは、半月後でしょうか。 |
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