2011年2月28日(月) |
早春のドナウ川 |
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「雪解け水がドナウ川に注がれていました。朝9時頃でしたが、ドナウ川がとても青く見えました。」
ハンガリーに滞在の知人から、メッセージと共に淡い青に染包まれる早春のドナウ川の写真が届きました。静寂・静寂ゆるやかに流れる青きドナウにメロディーが湧き上がります。
今、浜松市を流れる大河・天竜川の船明ダムが点検期間に入り、ダム湖が放水されて、自然の流れが見えています。緑の山陰を移して流れる「緑の天竜川」も3月までとか、次は、15年後になるそうです。
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2011年2月26日(土) |
山城址に出かけました |
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山城址の見学には一番よい季節です。今回は、春野町にある「笹嶺城址」と三ケ日町の「千頭嶺城址」に出かけました。
「笹嶺城址」は標識も道らしいものも無く、見当を付けて登りました。気田川に囲まれ、急峻な岩山の上にあります。「千頭嶺城址」は駐車場から、確りとした案内標識があり、遺構の保存状態も良く、井戸曲には立派な井戸の址がありました。 |
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2011年2月1日(火) |
大平城址の発掘調査−現地説明会− |
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大平城(おいだいらじょう)は南北朝時代に築かれた山城として知られています。入り口に立派な案内板がありますが、これまでは、立ち木と下草が茂って、遺構などを容易に見学できる状態ではありませんでした。
今回、浜松市文化財課による正式な発掘調査が行われ、市民への現地報告会が開催されました。風花が舞う寒い日にも拘らず、300人余りの市民が見学したそうです。
本曲輪の周辺に建物などの遺構は確認されませんでしたが、遺物の分布状況調査では、鎌倉時代から戦国時代にかけての幅広い時期の陶磁器が多く発見されました。発掘された天目茶碗の破片、中国の白磁片、狭い尾根に残る遺構に、この城が辿った歴史と兵どもが繰り広げた戦いの日々に思いをめぐらせました。
浜松市には、まだまだ山城が多くあります。世界遺産の会の企画・実施する、第2回歴史遺産「北遠の山城スタディツアー」佐久間の若子城、水窪の高根城の見学は3月26日です。 |
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2011年1月25日(火) |
ルリビタキ(♂) |
大寒の日、雪の天竜区瀬尻国有林に出掛けました。この山中に自生するホソバシャクナゲ(静岡県と愛知県の山地に自生する。自生しているものは環境省レッドデータリストによると絶滅危惧U類。)の保全活動に関わる入山で、天竜森林管理署の森林官とふれあい係りの同行によるものです。
積雪の中の陽だまりで、一羽のルリビタキ(ルリビタキは群れは形成せず、単独で生活する。)が無心に地面をつついていました。人を警戒する様子も全く無しで、私たちに近づいてくれます。感動!!、皆でしばらくお付き合いさせてもらいました。このような出会いは、滅多に無いもの。自然界の他の生き物と、こんな距離で何時もお付き合いができるようになりたいと願いました。 |
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2011年1月7日(金) |
2011年のお正月 |
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2011年が平和な年であるように、願いを込めて、新年の容を整えました。
先ず年末、天竜区の龍山町瀬尻の山で、長い長いヒカゲノカヅラを採取し、シンプルな掛蓬莱を作り、玄関先の袖垣につるしました。
神話では、天岩屋戸(あまのいわやと)に隠れた天照大神(あまてらすおおのかみ)の前で、ヒカゲノカズラを襷(たすき)にして天鈿女命(あまのうずめのみこと)が舞を舞ったそうです。
そして今日は人日の節句・七草を迎えました
年々、七草を採集する場所が無くなり、半日歩いてやっと見つけた貴重な春の野の香りをおかゆに加えました。なんとも幸せな気分です。今年も無病息災でと祈りました。
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