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2019年4月29日(月)
駒つなぎの桜
 南信濃・阿智村智里の古東山道沿いに咲くエドヒガン桜の古木です。
 義経が奥州に下る時、馬をつないだと言伝えられています。
 30年ぶりに尋ねました。周囲の道路は舗装され、古東山道の案内標識が整備されてすっかり観光地らしくなっていました。
 30年前に、水田の畔を手入れしていたお人から頂いた、実生の桜の幼木は、5m余りになって、浜松の地で花を咲かせています



  駒つなぎここより険し
         古道かな

           
2019年4月14日(日)
横臥褶曲の露頭
 大井川鉄道の神尾駅から 大井川の河原に下りて、上流に向かって1Kmほどの右岸にある「横臥褶曲」の露頭を見学しました。是ほどの規模の露頭は全国的にも貴重だという事です。


   1億年 露頭に落花
           舞い降りる 
  
2019年3月26日(火)
オキナグサ
天竜区佐久間町浦川に咲くオキナグサです。
柔らかな白い毛を纏い、うつむいて咲いています。赤紫の花びらの見えるのは蕚片で、花弁はありません。絶滅危惧種ですから、大切の守りたいですね。

  
うつむいて何思うのか
          翁草
2019年3月13日(水)
薬師寺東塔・白鳳の水煙
 世界遺産・奈良薬師寺の東塔はおよそ110年ぶりの解体修理が進めれています。
 先日、塔頂を飾っていた創建当時(白鳳時代)の水煙降臨展を拝観しました。解体修理を機に新たに鋳造され「平成の水煙」も併せて展示され、両方の水煙を是ほど間近にする機会は、今後は何時あるのでしょうか。1300年前の美と技術に、只々畏敬の念を抱くばかりでした。



        
白鳳の飛天降臨
             奈良の春

   
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