活動の記録 2021年度

  新型コロナウイルスの感染拡大はとどまるところを知ず、変異ウイルスによるさらなる感染拡大に
 怯える日常が続いています。
 今年も皆さんが無事に過ごせますことを祈るばかりです。


   天竜区熊平のエドヒガン桜を訪ねる


  4月2日(金)春の陽気に誘われて、「くんま水車の里」から阿多古川に沿って下った
熊平の里にある「熊平家」のエドヒガン桜の古木を訪ねました。

満開を迎え 堂々と咲き誇る姿に 皆さんが歓声を上げて悦びました。
辺り一面を彩る 桃の花 菜の花 まさに桃源郷でした。

  



   第一回 ドラゴンママの食体験 

  2015年から始めた「ドラゴンママの食文化体験会」・「旧暦で祝う郷土の食文化体験」は
 今年は七年目を迎えました。季節を感じて祝う五節句は、自然の恵みを食する伝統文化です。
 今年度の第一回は、4月11日(日)に開催されました。
 上巳の節句を祝って「草餅」とワラビ摘みです。(今年は4月14日が旧暦3月3日です。)
  10時から白倉地区でワラビ摘みをしました。山の新緑が輝く中に咲き残るヤマザクラは
 「山花開似錦」の禅語を目の当たりにする風景でした。
 お昼はドラゴンママの特製弁当と美味しいお茶を、心地よい風と錦を纏った山の景色を眺めながら
 皆愉しく、いただきました。
  午後からは草餅を搗いて「餡子餅」をたくさん作りました。ヨモギの香りが口の中に広がります。
 充実の1日が無事終わり、お腹も気持ちも大満足しました。 

  

   

                




      2021年度 定例総会を開きました

  5月2日(日) ビデオ学習会後、世界遺産の会2021年度定例総会をクリエート浜松22講座室で開催しました。
 新型コロナウイルスの二重変異種の出現で、一層感染リスクが高まっています。
 ワクチン接種も遅々として進まない現状に、誰もが自粛モードに追い込まれています。
  世界遺産の会の活動も難しくなるばかりです。しかし 知恵と用心で、出来ることを探して進みたいと思います。
 

2021年度世界遺産の会定例総会 議事録                     

1.日  時    2021502日(日) 1520分~1600

2.会  場    クリエート浜松  22講座室

3.配布資料

   (資料1) 2020年度事業報告

(資料2) 2020年度収支報告

   (資料3)  2021年度事業計画(案)

(資料4)  2021年度予算(案) 

5.議事内容

5.1 代表挨拶:2021年度の総会を開催でき、皆様のご協力に感謝する。

5.2 議長選出:互選により鈴木代表を議長に選出した。

5.3       定数確認:会員37名のうち、出席者11名、委任状提出者19名であり総会が

成立することを確認した。

5.4 2020年度事業報告:総務担当より説明し、承認された。

5.5 2020年度収支報告および監査報告:会計担当に代わり総 務担当から収支説明をし、
監査担当より会計監査結果の報告があり、承認された。

5.6 2021年度役割担当の選任:代表、会計、総務、監査(2名)が再任された。

5.7 2021年度事業計画:総務担当より説明し、原案どおり承認された。

    コロナ禍の状況を見ながらの対応とならざるを得ない。事業については随時の連絡となる。

5.8 2021年度予算:会計担当に代わり総務担当より説明し、原案どおり承認された。

 その他:総会時に会則の確認を行う。



         第2回 ドラゴンママの食文化体験   端午の節句

 

   「旧暦で祝う郷土の食文化体験」の第二回目は6月27日(日)に開催されました。
 今年の旧暦5月5日は6月14日でしたが、主催者のドラゴンママの皆さんのコロナワクチン接種のため延期になりました。
 夏模様の山を仰ぎ、ショウブ飾りを軒端に飾り、作りたてのコンニャク、柏餅を味わって、心身リフレッシュの一日でした。
  
   

 
  




     

         第3回 ドラゴンママの食文化体験  とろろ汁と亥の子ぼたもち
 
   
 「旧暦で祝う郷土の食文化体験」の第三回目は12月21日(日)に開催されました。
 錦秋の白倉峡の山の畑で 筒の中でスクスクと真直ぐに長く伸びた山の芋を掘り出し ドラゴンママの加工場で
「とろろ汁」を作りました。味噌味としょうゆ味に仕立てて 香り豊かな山芋を お腹一杯美味しく食べました。
次は [亥の子ぼたもち」作りです。
       

  「亥の月」は旧暦の10月(現代の11月ごろ)です

  亥の子の日には、子だくさんのイノシシにあやかって子孫繁栄や無病息災を祈ります。

  古くから、"亥の月・亥の日・亥の刻"に食べられてきたのが「亥の子餅(いのこもち)」。

 山間の龍山地区ではお米の代わりに特産の里芋とさつまいもに砂糖を加え餡子で包みます。

 

  


 

     文化講演会  「旅僧がみた室町戦国の遠江」
 

2022年1月16日(日)13:30~15:30 クリエート浜松22講座室にて
浜松史蹟調査顕彰会委員の坪井俊三さんを講師にお招きして 講演会を開催しました。
今回は 歴史資料が少なく、知ることが無かった室町時代の遠江を禅僧の紀行から
読み解く興味深いテーマでした。

室町時代中期、美濃国(岐阜県)や江戸に「梅花無尽蔵(ばいかむじんぞう)」という風雅な名前の
庵を結んで暮らした禅僧、万里集九(ばんりしゅうきゅう)が、文明17(1485)年

江戸城主の太田道灌から、東国へ下向(げこう)するよう申し入れを請けて、三河から旅立って遠江
に入った、、

 十四日に遠江の国に着いた。箕形が原で初めて富士山を眺めた。
大空にすばらしく高く聳えている富士は(箕形が原の名のように)箕の形を見るようである。
その山形の珍しさに声高く叫び、頭上の笠を取って眺めながら歩いた、、、、


 



            
 令和3年度「クリエートの冬まつり」に参加

 コロナ禍の中、開催が危ぶまれていた「冬まつり」が開催されました。
感染拡大を避けるために「チャリティー茶席」は出来ませんでしたが、念願の「世界遺産写真展」と
世界遺産の会の「活動の記録」を紹介する写真、ビデオ学習会や講演会の資料も併せて提供しました。

  

  




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