活動の記録 2020年度
    2020年度がスタートしました。
 新型コロナウイルスが世界中に蔓延する状況にあります。私たちは 各自ができる対策を怠りなく油断なく行動に移すことです。
 
 世界遺産の会は定例会(世界遺産ビデオ学習会)だけは、会場のクリエート浜松が開館している限り継続致します。
 今年度のその他の事業計画は全く未定の状態です。状況を注視して、その都度ご連絡しますので、ご了承ください。
               
                   4月5日 定例・ビデオ学習会(215回)を開きました
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         第二回 ドラゴンママの食体験
   コロナウイルスによる緊急事態宣言が、およそ一か月半ぶりに解除され、「新しい生活様式」を模索する
 暮らしが始まりました。ということで、
   6月21日(夏至)、龍山ドラゴンママの第二回「郷土の食体験」に参加しました。(4月13日の第一回は中止)
 今回は、旧暦の端午の節句(6月25日)をテーマに「菖蒲と蓬」の節句飾り、「柏餅」、「コンニャク」作りをしました。
 久しぶりの外出で、心身共に解放され多様に笑顔が溢れました。
 
    ドラゴンママの説明を聞く                   コンニャクを茹でています
  
     
 
         菖蒲と蓬の節句飾り                   柏餅を作る
 
      御昼の特製弁当と出来立てコンニャク            柏餅づくりスタート
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  日本の原風景に出会う旅
   新型コロナウイルスは終息の兆しが見えてきません。閉塞感を抱いたまま、2020年は晩秋を迎えました。
そんな中ではありますが、久しぶりにチョットだけの旅を楽しむことにしました。
 晩秋の穏やかな日和に恵まれた10月30日(金)、13人の会員が新所原駅から掛川駅までの「天龍浜名湖鉄道」に乗り
ました。途中、「常葉学園前駅」で下車し、20分ほど歩いて「須倍神社」を訪ねました。 
 神明造りの須倍神社は、蒲神明宮、と並び称される遠州三神明宮のひとつで、天照大御神はじめ多くの神々、日本武尊、
神武天皇、菅原道真公、鹿島・香取・熱田神宮同神など70柱の神々をお祀りする大変珍しくまた由緒正しき神明宮です。
 昼食は神社に近い 都田の豆腐「勘四郎」の「できたて寄席豆腐御膳」を味わいました。
食後は都田川沿いの農道を20分ほど歩き、「都田駅」から「掛川駅」行きに乗車しました。
沿線の秋の風景を眺めて、のんびりと列車に揺られた、心地よい一日でした。
一日フリー切符の「クーポン券」でお土産も買いました。
 
 
     
 
 
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      第四回 ドラゴンママの食体験
 11月15日(日)錦秋の竜頭山仰ぐ、龍山ドラゴンママの加工場で、恒例の食体験がありました。
会員の有志6人が参加して、山の芋の「とろろ汁」と郷土の季節料理「亥の子ぼたもち」作りです。
とろろ汁は味噌味としょうゆ味を作って食べ比べをしましたが、どちらも風味豊かな山芋の味わいが
お腹一杯にしみわたりました。11月の亥の日に山の神にお供えする「亥の子ぼたもち」は里芋と
さつまいもを合わせて餡子を小豆の漉し餡で包んだ素朴な味わいでした。
帰りには久しぶりに訪問した、大嶺の居村園でキウイを分けていただきました。好き日かな!
 
 
 
  
 
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      歴史講座 『秋葉街道』をゆく  歴史の道・信仰の道
  縄文期から、海へ出る道、海から塩を信州へ運ぶ道、さらに東西日本との交流の道として
 利用されてきました。中世南北朝争乱時代、戦国動乱期には、いずれも戦場への軍用路とされ、
 江戸時代からは秋葉山参詣道としての往来が盛んになりました。この街道には多くの城館跡、
 社寺、遺跡、伝説が残されています。
 浜松史蹟調査顕彰会専門委員の坪井俊三先生に、二回にわたってご講演いただきます。
 第一回 1月17日(日)古代・中世(鎌倉時代、南北朝時代、戦国時代)
     律令国家の形成に伴う街道の
     政治権力による形成(政治的・軍事的な目的)
          
  第二回 2月21日(日)近世 江戸時代の街道の重要な地点、宿、物資の運搬を中心に
      人の交流や旅の風俗について、現存する資料を中心にお話をしていただきました。
  
  
 
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      第五回 ドラゴンママの食体験 
 
   2月14日(日) 旧暦で人日の節句を祝う「七草がゆ」と味噌づくり、イチゴ大福づくりの体験会を行いました。
  今年の七草はホトケノザ(コオニタビラコ)以外の草のすべてをドラゴンママの皆さんが摘んでくださいました。
  旧暦の一月七日になると龍山でも春の草が萌えだします。
  コロナ禍に中で、無病息災を願って食した七草がゆは、格別な思いがしました。
   
 
   
 
    
   
 
 
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           天然記念物のシデコブシ群落を巡る
  渥美半島には、生きた化石とも呼ばれる花木・シデコブシの自生地があります。
 3月20日(春分の日)、田原市内の自生地、4か所を巡りました。
 田原市の開花情報が満開を告げていた通り、その開花を堪能しました。
 シデコブシの分布は非常に限られており、愛知県や岐阜県、三重県の主に伊勢湾周辺にのみ自生し、ほかの地域ではほとんどみられません。
 藤七原湿地(とうしちばらしっち):田原市の指定天然記念物、場所は田原市田原町椿沢
 椛湿地(なぐさしっち): この自生地は国の天然記念物。
 黒河湿地(くろがわしっち):シデコブシの他に、ヤチヤナギ・シラタマホシグサなどが群生。
 場所は田原市大久保
 伊川津(いかわづ): 愛知県の天然記念物。 場所は田原市伊川津町
 
 
 
    
       
   
  
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