2014年度
2014年度が例年通り、定例ビデオ学習会でスタートしました。続いて
4月9日は、龍山町の居村園の御好意で、「ワラビ摘み」をさせていただきました。
昨年にも増して、立派なワラビが茶草場にニョキニョキ勢揃、足の踏み場に迷うほどでした。
皆さん無心になって摘み、大収穫でした。ブルーベリーも花盛り、楽しみが待っています。
お昼は、居村園の御主人と奥様の御もてなしで澄んだ空の下、爽やかな風と向かいの山に咲くヤマザクラを
愛でながら「ドラゴンママ」特製のお弁当を美味しくいただきました。元気が湧き出る素晴らしい一日に感謝!


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浜松市天然記念物指定・瀬尻のアカヤシオ群落
2010年度の「緑の募金」助成金交付を受け、群落の現状調査を始めて以来毎年、開花に合わせて
現地確認を行っています。今年も4月14日、ハサカ山林道下の自生地に行ってきました。
2010年に確認した内の一本が枯れてしまいましたが、急斜面に5本の開花が見られました。さらに探せば
見つかるかも知れませんが、何しろ岩場の断崖で危険です。此処のアカヤシオ群落は、一本になっても群落です。
帰路、水窪の布滝付近の岩場に咲くみごとな「アカヤシオの群落」を堪能しました。ミツバツツジと異なり
岩場の急斜面を好んで根を下ろす逞しさと少し紫がかった桃色の花は格別の風情を醸し出しています。

龍山・瀬尻の群落からは秋葉ダム湖の対岸が望めます。

水窪川・布滝付のに岩場に咲く
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佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ジャガイモ草取り&土寄せ
5月3日(憲法記念日)にジャガイモ畑の草取りと土寄せ作業をしました。浜松まつりや連休中で何時もの顔が
見られず静かなファームでした。水田を畑に仕立てたので、水はけの悪いい場所は、芽が出て来ませんでした。
(堀起こすと腐った種イモがでてきました)残念です。
元気な株が沢山の子供を育ててくれることを願って土寄せをしました。


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2014年度通常総会
5月4日(日)、2014年度通常総会を例年通り、定例ビデオ学習会後に開催しました。
2013年度事業報告、収支決算報告と監査報告に続いて、2014年度の事業計画案、収支予算案などの
議題が承認されました。また、役割分担の内、会計と監査一名の交代が承認されました。
新しいメンバーが、それぞれが役割を分担して、「世界遺産の会」の活動が円滑に進むことを願っています。

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静岡県指定天然記念物「竜山のホソバシャクナゲ群落」の状況観察
2009年、2010年度の「緑の募金助成金事業」で生育状況の調査(実生苗を含む生育本数確認)と
案内標識の設置を行いました。その後の群落状態の観察と開花確認を毎年連休明けに実施しています。
今年は5月11日(日)に出かけました。これまでの保護育成のための管理区域が解除されたようです。
群落に登る管理道に設置されていたステップと囲いが除去されていました。そのためか、急傾斜の山道が
荒れて危険になっています。
昨年に比べ、花が少ないようです。しかし、実生で育った木に花が咲いているのが確認できました。
群落が回復しつつあるのでしょうか。見守り続けたいと思います。


群落入口に関東森林管理局 天竜森林管理署が
設置した解説標識
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浦川フットパス調査ウォーク
今年度事業として進める「浦川フットパスルートの調査、選定、およびルートマップ作成
「NPOがんばらまいか佐久間」の皆様に御指導をお願いし、既存の「浦川ウォーキングコース」を中心に
コースの状態や観察ポイントなどを確認しました。
午前9時5分JR浦川駅をスタートし、相川沿いの森の中を歩いて、うぐいす峠に向かいました。
峠でお弁当を食べ、大下滝を経てJR出馬駅からNPOファーム経由でスタートの浦川駅に14時40分
無事帰りました。歩行距離はおよそ10Km(19,000歩)でした。

JR浦川駅 尾平峠(栄三郎塚) 田高教育林の中の道

清流荘への道 うぐいす峠登り口 うぐいす峠

大下滝 JR出馬駅 県道桜並木

NPOファーム 秋葉街道裏小路 もうすぐ浦川駅
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世界遺産スタディツアー
第10回「紀伊山地の霊場と参詣道」 in 大峯・吉野
2014年5月25日(日)~27日(火)
一日目、大峯本宮・天河大弁財天社から「みたらい渓谷遊歩道」を歩いて、洞川温泉郷へ。
二日目、今なお「女人禁制」を守リ続ける修験道の聖地、大峯山系の中ほどに位置する山上ヶ岳(1719.2m)を
遥拝する女人結界門から「洞川自然研究路」と「行者道」を歩き終えてから吉野温泉元湯へ。
三日目、元湯から山道を登って「吉水神社」へ、「金峯山寺・蔵王堂」にて秘仏「金剛蔵王大権現」を拝観しました。
午後は吉野山で最古の寺院といわれる「大日寺」を訪ね、藤原時代の木造五智如来(重要文化財)を拝観し、
雪の吉野山で義経と別れた静御前所縁の「勝手神社」から大修理中の仁王門、黒門を経て吉野駅から
帰路につきました。

天河大弁財天社 みたらい渓谷 洞川・女人結界門

洞川自然研究路 後醍醐天皇玉座(吉水神社) 金峯山寺・蔵王堂

大日寺 蔵王堂・仁王門(大修理中) 大峯奥駆の修験達成行者(黒門をくぐる)
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佐久間・そば作りパートナ・参加活動 サツマイモの植え付け
5月の最終土曜日(31日)にサツマイモ苗の植え付け作業に汗を流しました。何しろ初体験の人ばかりです。
「がんばらまいか佐久間」の皆様のお手本と手解きで、見事な畝を築くことが出来ました。高く盛った畝を
穴の開いた、黒いビニール・シートで覆った後、穴にサツマイモの茎を挿し、水を遣って作業は終了しました。
大きな五本の畝から、沢山のサツマイモを収穫する日に思いを馳せて記念撮影。お疲れさまでした。
ジャガイモは花盛り、もうすぐ収穫です。

力を合わせて畝づくり 畝にサツマイモ苗を植えました ジャガイモは収穫時機に
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龍山町瀬尻の「ぶかだこ」
6月8日(日)龍山町の寺尾地区伝統の「たこ」“ぶかだこ“揚げを見学しました。見学といっても、
端午の節句の祝凧が揚がり、お持て成しも受け、保存会の皆様といっしょに過ごした楽しい一日でした。
秋葉ダム湖を眼下に見下ろす急傾斜地の寺尾地区は、平地で揚げる凧と違い走らず、斜面を利用し、上で凧を掲げ
下の方で糸を引く、珍しい揚げ方です。
この時期になると、一定した南風が天竜川を昇り、山の斜面を吹き上がってきます。
「天竜川を見ていて、風で白く波が立ってくるのを待つんだよ」 ぶか凧を揚げるタイミングは、天竜川が教えてくれます。
今年は絶好の南風が吹き、凧は勢いよく天に駆け上がりました。



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佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ジャガイモ収穫祭
6月28日(土)、3月に植え付けたジャガイモ収穫の日が来ました。心配した雨もなく、絶好の収穫日和でした。
キタアカリと男爵の2種類のジャガイモは、見事に育って大収穫になり、参加できなかった会員の皆さんにも
お福分けが出来そうです。いつもながらNPOの皆様が「収穫感謝祭」の御馳走も用意して下さいました。
「ソバづくりパートナ活動」のフィナーレは、お腹も心も大満足。


5月の終わりに植えたサツマイモと里芋の今!

左側がサツマイモ。右側がサトイモです。 根付かない苗もありましたが、成長が楽しみです。
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むかしばなしとホタル&ブルーベリー摘み in 龍山
7月7日、8日「龍山少年探偵団」の案内で、龍山地区を探検しました。
スタートは、秋葉山本宮秋葉神社に詣でた後、禰宜のお方の案内で「宝物殿」、江戸時代を偲ばせる
神門(隋身門)を見学しました。霧に包まれた神域に立ち清浄な空気の新呼吸。
午後は「ぶかだこ」で知られる寺尾の諏訪神社を訪ね、由来とむかしばなしを聞きました。
夜は「新開沢のほたる」観賞。雨上がりの星空とホタルの競演を楽しみました。
次の日は、心配した雨はなく、太陽が眩しい朝を迎えて、午前中は、佐久間町の「神妻神社」見学で出かけました。
杉とケヤキの巨木が林立し、祭神は「武甕槌神(タケミカヅチノカミ)、「大国魂神(オオクニタマノカミ)」
「伊弉冉神(イザナミノミコト)」が名を連ねる鎮守の森を体感しました。
午後は、大峯の「居村園」の御好意で待望のブルーベリー摘みを体験しました。
今日のお昼は、ソバ打ち名人・徳庵の中野さんが腕をふるった「打ちたてそば」を山の冷水で晒し
賑やかに味わうことが出来ました。企画・案内を下さいました「龍山少年探偵団」の皆様に感謝します。

秋葉山神門 旧秋葉街道・地八峠入口

龍山・寺尾の諏訪神社 佐久間町・神妻神社

「居村園」でブルーベリー摘み 「徳庵打ちたてそば」パ^ティーin大峯
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世界遺産スタディツアー in インドネシア
7月18日~23日の日程で、インドネシアの世界遺産「ボロブドゥール寺院遺産群」と「プランバナン寺院群」の他
「バリ州の文化的景観」として登録されている棚田の雰囲気を味わいました。また、神話伝説「ラーマーヤナ」を
題材にした伝統舞踊やバリ島のケチャックダンスも観賞できました。天候に恵まれ、南十字星(みなみ じゅうじ座)
を見つけ、南半球の空の下にいることを実感できました。

仏教遺跡・ボロブドゥール寺院遺跡の正面 ボロブドゥールのサンライズ

ムンドゥッ寺院(3メートルの仏の像と2体の菩薩像がある) ヒンドゥー教遺跡・プランナバン寺院群

テガラランの棚田の風景 無形文化遺産・バティックの工房にて

、白砂のヌサドゥアビーチ 男声合唱の迫力・ケチャックダンス(バリ島)
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第1回 遠州の文化遺産を訪ねる
大井川以西に残っている、中世から近代にわたる文化遺産を中心に訪ね、遠州地域が経てきた文化と
歴史を学びます。
2014年8月20日(水)、猛暑が続く中ですが天気に恵まれ、文化財を一日たっぷり見学しました。
稲田を渡る気持よい風・「とうもんの風」に吹かれ、先人の知恵に感服し、人間生活を根源を探る旅でした。
講師の大村さん、とうもん会の名倉理事長さん、菊川教育委員会の高木さん、報徳社の皆様に感謝します。

中田島公園津波マウンド(階段以外は登れない) 浅羽町湊の平成の命山(掴まれる柵がある)

江戸時代の命山・大野命山(助け山) 江戸時代の命山・中新田命山
斜面と山の上に木を植えて、どこからでも登れるように『命綱』を降ろしたり、『彼岸花』を食糧源として植えるなど
さまざまな知恵が結集された「江戸時代の命山」です。

横須賀城址(国指定重要文化財)本丸跡にて 安部清明が1000年前に祈った伝えられる処

戦争遺跡・遠州浜の陸軍試射場に残る 試射場から凡そ10Km東にある着弾監的所の建物跡
コンクリートの不気味なトンネル すぐそばに浜岡原子力発電所が見える
黒田家住宅(国指定重要文化財)長屋門 米蔵などを菊川市教育委員会担当者が説明
応声教山門(国指定重要文化財) 大日本報徳社講堂(国指定重要文化財)
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佐久間・そば作りパートナ・参加活動 2014年度ソバの種蒔き
8月23日(土)、今年度の活動がスタートしました。先ず「種蒔き」です。今年度は8組のパートナが
集まったと聞きました。異常天候が続いて案じていましたが、絶好の日和に恵まれて、快調に作業が進み
欠席グループの部分までお手伝いしました。12時前に総ての作業が終了し、待望のカレーパーティは
NPOの皆様手作りで、盛りだくさんなオードブル付で豪華です。ご馳走様でした。
ソバが順調に育つことを願って、きれいな畑を後にしました。

きれいに耕されている畑にうれしそうに「種をまく人」たち

種をまんべんなく蒔いた後、耕運機で軽く耕し、種に土をかける

豪華なお昼の準備が出来ました。 キレイナ空気と一緒に頂きます!
9月12日、ソバの花が咲き始めました
今年度事業の一つ「浦川でフットパス」の聞き取り調査の帰りにソバ畑を見に行きました。
順調に育っています。台風や豪雨に見舞われないように祈っています。


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わたしが出会った「世界遺産」展
作品募集期間: 2014年8月1日 ~2014年9日7日
作品展示期間: 2014年9月14日~2014年9月27日
展 示 会 場 : 浜松市市民協働センター 一階サロン
世界遺産は、地球および人類が辿ってきた、光と影の歴史を語る証人です。
世界遺産は私たちに、文化の多様性や平和な世界の姿について多くのことを学び、考える
素晴らしいヒントを与えてくれます。
この写真展は、出来る限り多くの皆さんに、まだ見ぬ世界遺産、行ってみたい世界遺産に出会い、
撮影者と世界遺産への思いと感動を共有してほしいと願うものです。
第10回 「わたしが出会った世界遺産」写真/ビデオ展の出展者は29人、59作品。紹介した世界遺産
は21ヶ国、35件でした。今回は、富士山をテーマにした作品が多く寄せられ、世界遺産としての「富士山」
への関心が深まっているようです。
特に、センターを利用する外国の人たちが、自国の世界遺産を見つけて、懐かしく喜ぶ様子が印象的でした。



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佐久間・そば作りパートナ・参加活動 2014年度ソバの刈り取り
10月19日(日)秋晴れの日差しを浴びて、刈り取り作業をしました。順調に育っていたソバが
相次ぐ台風で倒れ、ソバの茎を敷き詰めたよになっていました。しかし、倒れ方に方向性があり
作業は意外と捗りました。お昼には、何時もながら美味しい豚汁をごちそうになりました。
3時頃には刈り取ったそばを「ハザ」に懸け終えて、参加グループは本日の作業を終了しました。
慣れない中腰の作業は足腰に堪えます。明日からが心配です。

委員長のあいさつと作業指導 「刈り取り」というより「引き抜き」ます

コンバインも導入されました。 みんなで力を合わせて・子どもたちも大活躍
11月1日(土)雨模様の浦川そばファームで、脱穀作業をしました。といっても、雨に濡れる前に建屋に
取り入れたそばの束を、2台の足踏み脱穀機をブンブン廻して実を取り、唐箕(トウミ)という風力を利用して
実とゴミを選別する優れもの農具を使い実を集めました。NPOの皆様の御指導により、昼前に作業を
終わりました。お昼は、恒例の美味しい「実だくさんの豚汁」と野菜の漬物やカキで満腹。
12月6日は「新そば試食会」とのこと、楽しみです。
浦川フットパス調査ウォーク(2) ―中央構造線・ジオコースー
11月4日(火)雲一つない穏やかなウォーキング日和です。今回は中央構造線のジオサイトを巡るフットパスの
コース選定案と課題等を確認しました。道すがら、地元の方にお話を聞いたり、工事関係者に質問したりして
実りある調査活動が出来ました。何気なく眺めている山里の風景が、数億年前の、ダイナミックな大地の移動に
によって生まれたと知れば、その見方が一変します。ここ浦川では、内帯の領家変成帯(低圧高温)と外帯の
三波川変成帯(高圧低温)の岩石が、中央構造線を境にして観察できる貴重な場所です。
このすごい大地の贈り物を、沢山の人に知ってもらいたいと思っています。

浦川キャンプ場入口駐車場からケルンコルを眺める つり橋の向こうで大千瀬川、相川、河内川が合流
大千瀬川左岸から島中集落の津島神社へ
津島神社裏道から県道1号線に出る。崖に解説板が立つている。浦川方面、飯田線の方向が構造線

大千瀬川左岸「錦橋」際の岩を削って道路工事が進む。この岩は、ハンマーで叩くと火花が出るほど堅い。

大千瀬川の河原の石は丸い花崗岩。 大千瀬川右岸の片状ホルンヘルスの露頭(トンネル工事が進む)

尻平沢のジオサイト・破砕帯の粘土層。 鹿塩圧砕岩(マイロナイト)・尻平沢の河床

沢の奥にある岩石標本公園(??) 草に埋もれて荒れていますが素晴らしい岩石の標本です。

尻平沢から上市場への峠を越えれば、 県道1号線に出ます。相川の澄み切った深い淵に魚がイッパイ。
所要時間凡そ3時間(1200歩?)今回ははここまで。続きは近いうちに。
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浦川フットパス調査ウォーク(3)―ありのままの風景を楽しむコースー
2014年11月24日(月)、「勤労感謝の日」の振り替え休日は小春日和の一日でした。
絶好のウォーキング日和に恵まれ、浦川地域の昔からある“ありのままの風景を楽しむ”フットパスコースの
選定案と課題などを確認しながら歩きました。
昔から眺めている浦川地域の在りのままの風景が、日本を縦断する大断層・中央構造線・1億数1千万年前に
生まれたことも紹介できるように調査を進めたいと考えています。
出会った地元の皆さんに、歴史のこと日々の暮らしやイノシシ、シカ、サルとの知恵比べなどいろいろと教えて
いただきました。丹精して作る「切り干イモ」のお話を聞きご馳走にもなって、充実した調査ウォークが出来ました。
皆様に感謝です。これからよろしくお願いします。

①9時30分 JR浦川駅出発 ② 裏鹿橋にある「矢高翁相川直流堀割の碑」

③裏鹿橋を渡り河内へ、山側にジオサイトの標識 ④川内川左岸を行く。川原の石の色に注目
ここは、中央構造線外帯・三波川変性帯地帯

④ 川内川右岸・市之瀬橋に在る「啓沃道碑」 ⑤和山間沢川との合流点「川内川起点」標識
地八峠への道を開いた記念碑

⑥ 川内川起点・河原の足跡はシカ?イノシシ? ⑦河内区民館裏手から一登りで尾平峠(旧秋葉街道)
川原の石は中央構造線外帯の結晶片岩が多い 「尾上栄三郎」塚と浦川歌舞伎の紹介がみられる

⑧峠を下る途中で標識に従って大下滝方向へ左折、相川を下に見て右岸を進む。
杉の植林の中の道の途中にはベンチもある。 相川越しに県道一号線、上市場集落を望む。

⑨耕作地跡の石積みがきれいに残っている。 ⑩山野草園の中を横切り、山から耕作地に向かう
段々畑、井戸の跡、炭焼き窯跡など暮らしの遺産

⑪耕作地から相川右岸を弓道場を見て清流荘方向に進むと赤い橋に出る。橋のたもとにレストラン「相川」がある。
駐車場、トイレがある。レストランの営業は土曜日、日曜日のみです。

⑫上市場で、お母さんがら「いも切干」を御馳走になったり、シカ、イノシシ、サルとの知恵比べ、
畑作りの苦労話を聞く。

⑬県道1号線(元浦川中学裏)に残る馬頭観音群 ⑭午後2時30分。浦川駅前に帰着しました。
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2014年度 佐久間・そば作りパートナ・参加活動 新ソバ試食会
8月23日に種蒔きをしたソバが実り、12月6日(土)は恒例の新そば試食会でした。
「今年のそばの収穫量は昨年よりわるかった、昨年40kg、本年30kgとのこと、
夏の天候不順に影響されたため不作でした」と報告されました。試食会を楽しみにしていた
希望者が全員参加できない状態になり残念でした。参加できなかった皆様ごめんなさい。
来年度もパートナ参加したいと考えていますので、ご協力下さい。
ソバ打ち体験と試食会の様子を撮影して頂きました。出来栄えと味は如何でしたか。


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第2回 遠州の文化遺産を訪ねる 講演会
文化財の魅力をさぐる
12月13日(土)クリエート浜松51会議室において、文化財の基本理念「文化財とは」を体系立てて学ぶ
講演会を開催しました。講師の株式会社ヤマフジ環境文化部部長の辰巳均さんが、じっくり丁寧にお話して
下さいました。聴講者から「文化財のことをこれほど確り勉強したのは初めて」という声が多く聞かれました。
世界遺産の会としても良い講演会が出来たことに感謝しています。
文化財は、人類の長い歴史の中で生まれ、育まれ、私たちの世代に守り伝えれれてきた貴重な財産です。
文化財は、人々の精神的よりどころであり、記憶そのものです。文化財を理解し、関心を持って守って行きましょう。


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浦川フットパス調査ウォーク(4)―うぐいす峠から大下滝・出馬ー
12月15日、フットパス調査ウォーク最終回は、小春日和の好き日でした。メンバー4人はスタートのレストラン「あい川」
を10時に出発し、うぐいす峠に向かいました。峠からは、植林と雑木林の巻き道を大下滝を目指して進みました。
大下滝は紺碧の滝壺が光を受けて波紋を広げていました。滝の上流の出馬渓谷は、中央構造線の外帯の代表的
な岩石「緑色片岩」の巨岩がダイナミックな渓谷を形成しています。林道を「清流荘」経由でJR飯田線の「出馬」へ
下り、線路に沿ってスタートの「あい川」に、2時過ぎに戻りました。

相川の川原を飯田線鉄橋に向かって 橋を渡り、うぐいす峠を目指す

うぐいす峠へ杉の植林の中を登る うぐいす峠に到着
右下に林道が見えてきたら 赤い梯子で林道に降りる

林道を上流に少し行く、「大下滝」が右下に。 滝の上流はダイナミックな岩がつくる渓谷

滝を堪能して、林道を下り「清流荘」を過ぎれば、JR飯田線に出会う。線路に沿って下れば、
スタートの「あい川」が見えてくる。
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つる工作と歴史遺産見学 in 龍山
12月17日、日本列島が猛烈な寒波に包まれた日、12月恒例の会員対象事業「つる工作とキウイの会」
を敢行しました。竜頭山は雪の中でしたが、山の中は風も静か、深々と冷え込んでいました。先ず、
龍山町に残る歴史遺産・峯の沢鉱山関連遺産を地元の自治会長さんが案内して下さいました。
ふるさと村の温かな鍋でお昼を頂いた後は、収集した蔓やヒカゲノカズラ等を使って、工作開始!
無言になって製作。2時間ほどで時間切れ、次は大峯の「居村園」にキウイを求めて移動。
大きなキウイとお手作りのほかほか「コンニャク」お土産に頂き、帰路につきました。

峯の沢鉱山で亡くなった中国人労働者の慰霊碑 坑道から流失する配水を処理している

峯の沢鉱山の3階・鉄筋建ての社員住宅跡 鉱山と秋葉ダムで賑わった頃の繁華街跡


こんな作品が出来ました
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クリエート浜松冬まつり 1月22日(木)~25日(日)
今回から「クリエート浜松冬まつり」とイベントの名称が変わったようです。がしかし、内容は今までと同じでした。
22日から25日までは、2014年度の活動報告の一部を写真、資料を展示して紹介しました。
24日と25日はミニバザーと世界遺産募金「チャリティー茶席」を行いました。
会員の協力で集まったバザー用の品と龍山産の「キウイ」とドラゴンママ特製のジャム、山菜のつくだ煮と佐久間の
お母さんの手作り菓子「ごまちゃん」はほぼ完売しました。感謝!感謝!

2014年度の活動の記録から 「わたしが出会った世界遺産」、天竜川水系の「川原の石たち」

ミニバザーと「世界遺産募金」チャリティー茶席
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| 第1回 佐久間町浦川 Foot Path ~コミュニケーション散歩道~ | |||||
| 調査を重ね、試行錯誤して完成させたマップを持って、モニターウォークを実施した。 | |||||
| 浦川地区を3コースに分けて編集したマップから、今回は「そば・歌舞伎コース」コースを歩いた。 | |||||
| 広く広報し、参加者を募る予定でしたが、国道473号線「原田橋」の崩落でアクセスの手段が難しくなり、断念。 | |||||
| 「がんばらまいか佐久間」の皆さんと世界遺産の会会員の限定人数による実施になった。 | |||||
| 3月4日(水) 晴れ。朝までの雨が上がり、穏やかなウォーキング日和になった。 | |||||
| 参加者15人。JR浦川駅10時スタート。帰着午後2時30分。歩行数:13000歩 | |||||
| フットパスには、地域の理解・協力やそこに住んでいる人達しか知らない小道の情報や交流が欠かせません。 | |||||
| 会員が何度も浦川地区に足を運び完成させたコースを歩き、参加者の意見を集めて、もっと魅力的な | |||||
| フットパスづくりとネットワークが生まれるよう次のステージに進みます。 | |||||


NPO法人「がんばらまいか佐久間」の理事長さんのお話を聞いてスタート。午前10時。


河内集落にある「地八峠」への道を啓く碑 尾平峠の「尾上栄三郎塚」にて、説明を聞く


田高教育林の中、杉の落葉を踏んで進む 「そば」畑の中を上市場に向かう

上市場集落の氏神様「熊野神社」直会殿には右大臣、左大臣の随神像が鎮座


まちの路地を歩けば、、、こんな懐かしい物や優しいおばさまが自慢の花を手に、、また来てね。
| テストウォークが無事終了しました。「がんばらまいか佐久間」の皆様と地元方々との触れ合いに感謝!! |
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第3回 遠州の文化遺産を訪ねる
諏訪原城址・大井川川越し遺跡・相良油田
2015年3月8日(日)
講 師 辰巳 均 さん(株式会社ヤマフジ環境文化部部長)、 相良油田資料館

国指定文化財(史跡)・諏訪原城址
平成16年から発掘調査が行われ、毎回、新たな発見によって歴史の謎がひも解かれていく
諏訪原城に、関心が高まっているます。諏訪原城の発掘調査は今後5年ほど続く予定。
これからどのような展開があるのか、目が離せません。今回は、その現状と新たな調査結果を
学びました。

国指定文化財(史跡)島田宿大井川川越遺跡
大井川の東岸、旧東海道沿いに「島田宿大井川川越遺跡」があります。
旅人が川札を買った「川会所」をはじめ、川越し人足が詰所としていた「番宿」や「札場」
など当時の町並みが復元されています。、通船を禁じられていた東海道最大の難所、大井川では
旅人たちは川越人足たちの手を借りなければ渡ることができず、川越遺跡周辺は大変賑わってい
ました。島田宿の川越しの拠点となったこの地は、江戸時代の情緒を今に残す空間です。

蓬莱橋を往復しました。
静岡県指定文化財(天然記念物)相良油田石油坑
日本で初めて機械式の採油を行った油田
経済産業省・ 近代化産業遺産として地元の人たちが守っています。
太平洋側で唯一の石油産地、高品質の軽質油を産出。世界的にも稀な軽質油で、精製せずに
そのままで自動車が動きます。汲みあげた原油の点火実験を見学しました。
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平成26年度「いき木の森を育もう浜松市民活動補助交付事業」
天竜美林の今を学ぶ ―林業技術を支える現場から―
日本で二番目に大きい政令指定都市「浜松市」の総面積
その多く
浜松市民の暮らしに欠かせない「水」はこ
吸収し、きれいな空気をつりながら成長しています。
街と地球を守る森林づくりの技術と熱意を継承す
浜松市の森林の35%が「FSCの森林」に認証され
支えがなければ続
理解を深めた。
また、木を植え、育て、森林を適切に管理、伐り出し、製品
ことによって、
って行こうという思いを確認できた。


